教授秘書ほのぼの日記。

守秘義務にかんじがらめにされた教授秘書がここだけのお話を✩ほのぼの日記✩

教授秘書の待遇

今日は、教授秘書の待遇について、お話させていただきます。

 

*教授秘書の種類

1. 国立・私立大学の役員ポスト付き秘書

2. 国立・私立大学の研究室勤務の教授個人付き秘書

3. 国立・私立大学の部署(教室)付き秘書

4. 研究所(例えば理科研など)の教授付き秘書

 

等、さまざまですが、1.ポスト付き秘書 は、大学の事務部総務課所属秘書担当になります。雇用経費は、大学運営費などになり、直属の上司は総務課の事務になります。

2,3,4は、教授の研究費から雇用される場合が多く、教授が採用の決定権を持ち、また解雇や雇用形態などの決定権を持っています。直属の上司が教授ということになります。個人付きカラーが強くなります。

待遇ですが、教授秘書は一般企業のOLさんより低い方が多いです。(人によって違います) でもガツガツ働かなくても生活には困らないようなお嬢様が多いです。

 

 私は、1、ポスト付き秘書 も、2,3、4の教授付き秘書も経験しています。各メリット、デメリットありますので、書いてみようと思います。

 

1.ポスト付き秘書 は、大学の中でも役員レベルの教授ですから、もちろん1番待遇は良いかと思いますが、5年任期の年俸制や、いまはすぐに切れる派遣に移行しているところが多いです。私は、前職は1.ポスト付秘書 でした。それも、大学では3本の指に入るくらいのおエライさんでした。しかーし、言うなれば著名人の秘書であっても、年俸制ですのでボーナスがありません。でも残業手当は出ます。年俸は普通のOLさんより少し多いかなくらいでした。

メリットは、身分は常勤職員です。国立であれば国家公務員扱いで共済組合に入ります。その他演劇チケットが安価で手に入ったり、ジムのチケットが安く買えたり、宿泊施設なども利用できます。それは国家公務員と同じメリットがあります。

デメリットは、上司は教授と、総務課の事務員さんというところ。私の上司である総務課の人たりは尊敬できる人たちではありませんでした。そこが1番つらいところでした。

 

2,3,4でも、年俸制はありますが、英会話がネイティブ並とか、研究の補助的なこともできるなど何か秀でるものがあるとか、幸運にも秘書の生活もすこしは考えてくれる予算をたくさん持っている優秀な教授に雇われれば年俸制秘書にもなれます。

しかし、身分は非常勤職員が多いのが実態です。

メリットは、直属の上司が教授のため、採用段階でお嫁さんを選ぶくらいのつもりで教授は秘書を選びます。そのため、採用後も秘書を大切にします。結婚生活と同じで、教授と秘書双方が「うまくやろう」と思っているため、よほどでない限り、うまくやっていけるのです。そしてくさっても教授です(言い方悪いかな^^;)。優秀なボスのため、尊敬できます。そして、秘書を雇う予算を持ってるのは9割方理系の教授のため、論理的思考ができます。そのため、ドライですが感情の起伏がなく、話せば解るという、私にとっては大変やりやすいボスばかりでした。少なくても総務課の人よりは。。。

2,3,4の秘書は、居心地はかなりいいです。正直ノンストレスで、職場に行くのが楽しみなくらいでした。

 

デメリットは、やはり待遇の悪さです。そして教授付き秘書なので、教授の持っている予算が減ってしまった場合や、教授が退官する場合は、秘書は雇えなくなってしまいます。リミットがあるということです。

あと、教授と二人きりの部屋にずっといるので、教授がいないときは一人です。それが合わないという方は、厳しいのかもしれません。

私自身、教授の退官で辞めざるを得なかったことがあり、そういう面ではおすすめはできないかもしれませんね。

 

何度も申し上げますが、とにもかくにも秘書の待遇は不安定なのですよ。しかし、公募をかけると50倍~100倍の倍率にもなるこの職業。実際、やはり相当なお嬢様が多く、結婚相手を探しに来ている人も多いです。リターンも大きいということか♫

あとはフェラーリに乗ってるような既婚マダムの巣窟化もあります。笑 彼女たちはやはりお嬢様育ち、もしくはエリートOLを結婚で辞めた人たち。彼女たちは、仕事は趣味なのだそうです。うらやましいですが、この方たちのご機嫌を取るのも一苦労だったりもします。

 

そして、お付き合いもあります。秘書は教授のお客様、スタッフの出張のお土産など、毎日のように世界中のおいしいお菓子などをいただきます。これはうれしいですよ~。秘書はもらい上手になりますね^^

でも、やはりgive & take をしなければならず、やはり何かのお礼やお土産を買うときも、いつもいただいている相応の高級なものを選ばないと~と思うのです。そのため、お付き合いの費用もかかります。

バレンタインデーなんかは、何万円もチョコに使うのが当たり前でした。今思うとギリにそこまで使わんでも。。。と思いますが><

ゴディバは無難ですこし高級感があって、安定の人気ですが、私もゴディバ一本でした。かわいらしいラッピングや、チョコレートもあるので、選ぶのも楽しいものです。いただきものでもちょっとしたおやつに食べるアイスでもゴディバをいただいていてとてもおいしかったので、機会があったら召し上がってみてください♫

リンツのトリュフも、気軽に食べられておいしいととても人気でしたよ。

最後は、チョコレートのお話になってしまいましたが笑、すこし間が空いた分、これから巻き返せるようがんばりますので、よろしくお願いいたします!!